こんにちはプラスバッグ修理担当者です。

コロナ禍の中でもバッグの修理依頼は以前と変わらず需要が増加傾向にあります。弊社の対応する修理バッグではルイヴィトンのものが断然多いとう特徴があります。修理業務をしている中で、見積もりが取りにくい種類の修理についてここで少し記載したいと思います。

まず逆に修理見積もりがはっきりしやすいタイプは、ファスナー破損、ホック破損、内張交換など、修理目的が分類できるものです。一方で難しくなるものは、複合的な修理です。例えば、ファスナー破損と内張交換の両方など一つのものに対して、複数の修理が入るタイプです。その理由としは、複合にして頂く場合、お客様に代わりこちらから職人さんにお願いしてコストを少し下げてもらうようにするからです。

またさらに難しい修理の見積もりは、革の劣化や傷です。特に傷はその長さや深さによりどこまで革を取り替えるのか不明です。このようなものは正に見積もり泣かせになります。

前述のように、修理箇所がはっきりしているものに関しては、写真のみの見積もりが可能ですが、複数や革の劣化などの場合は、やはり持ち込んでいただいて話ができると非常に助かります。